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エンプラとは

エンプラとは、従来の汎用プラスチックの弱点であった強度や耐熱性などの問題を克服した高機能なプラスチック群の総称です。エンプラの明確な定義はありませんが、一般的には100℃以上の耐熱性を持ったプラスチックとされています。1960年代に入ると世界的に工業生産が盛んになり、国内においても高度経済成長期を迎えます。大量生産・大量消費に対応するため、生産品の部材・部品には「安く、軽く、簡単な加工」などのニーズが高まり、プラスチックの金属代替としての可能性が模索されていました。また、同時期には世界各国で大規模な石油化学コンビナートの建設が相次ぎました。そのような時代背景の中、次々と開発されたのがエンプラ(エンジニアリングプラスチック)です。また、汎用エンプラの中でも、ポリアセタール(POM)、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、変性ポリフェニレンエーテル(m-PPE)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)が5大汎用エンプラと称され、エンプラ全体の約9割を占めると言われています。

特徴

エンプラとプラスチックとの違いは、強度と耐熱性

プラスチックが登場した当初は「プラスチックはもろくて割れやすい」というイメージがありましたが、その後の研究開発により飛躍的に性能が高められ、現在では工業用の過酷な条件下でも使用可能なエンプラが用いられています。

エンプラは、金属部品と汎用プラスチック部品の中間に位置する
エンプラは、使用温度や強度の点で、金属部品と汎用プラスチック部品の中間的/補完的な位置にあり、軽量化や低コスト化を実現しています。そのため、多くの種類が開発され、用途に応じて使い分けられています

エンプラの主な用途

各種電気製品の外装・筐体・機構部品・駆動部品、自動車部品(ギア、シートベルトなど)

合成繊維(ナイロン)、自動車(エンジン回り部品、ダクト)、電気工具、CD/DVD/BL、ポンプ部品など

 

 

 

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