金属・樹脂加工部品の海外調達ならテックジャーニー

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LEDヒートシンク
(写真:LEDヒートシンク)

軽くて丈夫なアルミニウムは、アルミ缶やアルミホイルなど、身近なものにも多く使用されている素材です。さまざまな加工ができるアルミニウムですが、中でも絞り加工はたくさんの製品に使われている加工方法の1つです。今回はアルミニウムの絞り加工の種類や詳しい加工方法、弊社の加工実績などを詳しく紹介します。アルミニウムを加工したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

絞り加工について

アルミニウムの絞り加工は変形しやすい性質を活かした加工方法で、つなぎ目のない仕上がりになります。主な例としてはアルミ缶が挙げられ、筒状の製品を作るのに適した加工方法の1つです。絞り加工は1枚の金属板をパンチと呼ばれる金型で押し、凹の形に成形します。アルミニウムの絞り加工では角にRを付け、加工の際に破断しないよう注意が必要です。また、絞り加工には深絞り加工やへら絞り加工などさまざまな種類があります。以下で、それぞれの加工方法を詳しく見ていきましょう。

深絞り加工

深絞り加工とは、絞り加工の中でも加工後の直径より深さの方が長くなる加工方法を指します。その名の通り深さのある形状を作るための加工方法で、アルミ缶や深い鍋などを作る際に使われます。
オスとメスの2つの金型を必要とするのも特徴で、アルミニウムを金型で挟むようにして加工します。1枚の板で成形するのでつなぎ目がなく、バリも出ないので仕上がりがキレイです。同じ工程で浅く絞る方法は浅絞り加工と呼ばれており、深絞り加工と同じく汎用性のある加工方法です。
また、深絞り加工の際には、しごき加工を行う場合もあります。一度に伸ばせるサイズには限界があるため、より深く絞りたいときにはしごき加工を施して、さらに薄く深い形に仕上げます。しごき加工は最初の絞り加工より隙間の小さいパンチを使い、薄く深く伸ばしていくのが特徴で「アイオニング」とも呼ばれています。

へら絞り加工

へら絞り加工は深絞り加工とは少し違い、オス型のみの金型を使って行う加工方法です。へらと呼ばれる道具を回転するアルミニウムに当てながら徐々に変形させ、理想の形まで仕上げていきます。回転させながら加工するため「スピニング加工」とも呼ばれています。
深絞り加工と比較すると形の自由度が高く、2つの金型を用意する必要もないので低コストです。自動車用などの小さな部品からシンバルなどの大きな部品まで加工でき、中心のみを変形させたり全体を変形させたりもできます。一般的には深絞り加工は大量生産向きで、へら絞り加工は少量生産向きの加工方法です。

アルマイト加工

アルミニウムは軽くて加工しやすい一方で、傷つきやすいデメリットがあります。そのデメリットを補うために行われるのがアルマイト加工です。アルマイト加工は「陽極酸化処理」とも呼ばれ、アルミニウムを陽極電解処理して強制的に酸化被膜を作る表面処理を指します。アルミニウムは酸化すると表面に酸化被膜と呼ばれるものを作り、サビを防止してくれる特徴があります。この特徴を活かし、人工的に酸化被膜を作ってより丈夫な素材にするのがアルマイト加工です。せっかく作った部品や製品を傷めないためにも、アルマイト加工は非常に重要な作業となります。

弊社では深絞り加工をした製品に、様々なカラーを施せる「カラーアルマイト」と呼ばれる表面加工ができます。
カラーアルマイト
カラーアルマイトは酸化被膜を通して表面に染料を浸透させ、着色をする表面加工です。また、表面に髪の毛のような細かい傷をつけてマット感を出すヘアライン加工にも対応できます。

アルミニウムの絞り加工の製作実績

アルミニウムの深絞り加工や表面処理について詳しく分かったところで、弊社の製作実績や詳しい内容を紹介します・

深絞り加工【釣具部品】

釣具部品
深絞り加工を施し、順送プログレ型にて製作した釣具部品です。
釣具部品2
内部は潰し工程を入れてプレスで加工を行い、加工後は金色のアルマイトカラーを施して納入しました。

絞り加工AL1050+インサート成形【蛍光灯口金】

蛍光灯口金
順送プログレ型にてアルミ部分を製作し、協力会社様にてフェノール樹脂のインサート成形を行いました。端子はリン青銅をプレスにて打ち抜きして、ハンドプレスにてカシメ作業まで協力しています。

へら絞り加工【A5052 自動車関連部品】

A5052
こちらの製品はへら絞り加工で製作した自動車の関連部品です。複雑な形も作りやすいへら絞り加工を使い、場所によって太さの異なる製品に仕上げています。

へら絞り加工【A1060 自動車関連部品】

A1060
こちらも同じくへら絞り加工を施した自動車関連部品です。自由度の高いへら絞り加工なら、平らな面だけでなく湾曲するような側面も作れます。

以上の実績のように、テックジャーニーはAL(アルミニウム)の絞り加工を得意としています。今回紹介した以外にも、様々な色のカラーアルマイトやヘアライン加工など、お客様のニーズにあわせた製品をお作りできます。プレス加工だけでなく、めっきや塗装などの表面処理までしっかり行った製品をお届けいたします。
アルミニウムの絞り加工なら、是非一度テックジャーニーまでご相談ください。

試作品から量産まで幅広く対応いたします。お気軽にご相談ください。