金属・樹脂加工部品の海外調達ならテックジャーニー

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海外調達を行う際は部品を輸送するための手段や、輸送にかかるコストについて考えなければなりません。
その部品は緊急性を要するものなのか、あるいは大量に輸送する必要があるのか。
その時の状況によって、最適な輸送手段を選択する事がポイントになってきます。
今回は中国から調達する場合を想定し、中国の物流事情やそれぞれの輸送手段の良し悪しについて解説していこうと思います。

中国の物流・インフラ事情

中国に限らず国内での物流方法は、陸送が大きな割合を占めます。
陸送とはトラックや鉄道を使用して貨物を運ぶ方法です。
(日本国内でも陸送による物流方法が主流であり、輸送業務の約70%にのぼります。)
近くに港や空港が無い場所に輸送する場合にはコストが高くなりますが、工場などの目的地まで直接輸送できる点が大きなメリットです。
一方で、重量物や大量の貨物を海外へ輸送したい場合には、コンテナ船やRORO船などの船便を利用します。小ロット品であったり緊急で海外へ輸送したい場合には、航空便を利用します。

それでは、中国の物流やインフラ事情はどのようになっているのでしょうか。
中国では高速道路を中心に、道路のインフラ整備が急速に進んでいます。
その結果、輸送の効率化が進み十数年前と比較しても、貨物量が約10倍に増加するまでに成長しました。そのまま勢いに乗るかと思われましたが、2020年に新型コロナウイルスが世界中で蔓延し、中国の物流にも大きな影響を与えました。
コロナ禍により中国のみならず世界中の工場で操業停止が相次ぎ、それに伴い貨物が港湾に滞留し、コンテナ不足に陥りました。
海外へ貨物を輸送する時は船便の利用が約8割ですが、世界的に見ても中国は船便での貨物の取り扱う量が多いです (貨物取扱量の多い10港のうち7港は中国)。
中国の物流がストップしてしまうとサプライチェーンの寸断が発生し、生産活動がペースダウンします。
さらに輸送コストの大幅値上げで、中国の企業は危機に立たされました。
しかし、その危機から脱却するために、海外現地に倉庫の建設を急速に進めています。
そうすることで、中国から製品を取り寄せる必要が無く、近くの倉庫から製品を出庫する事で輸送コストを抑えられるからです。

中国の有名輸送会社を紹介

中国の輸送会社は数多く存在しますが、その中でも大手と呼ばれている輸送会社をご紹介します。

・順豊エクスプレス
中国広東省深圳市に本社を置く中国の民間物流の最大手です。
経営範囲は中国国内に留まらず香港、米国、日本、オーストラリアなどの先進国にサービスを展開しています。
国際宅配便事業だけでなく、新事業にも積極的に取り組む姿勢を持っている企業です。
最近の事例でいえばコーヒーチェーンとの業務提携により、2017年から配達サービスを始めました。2019年時点での平均配達時間は16分43秒を記録し、驚異的な配達スピードを誇ります。
詳しく知りたい方は下記 URLへどうぞ!
https://www.sf-international.com/jp/ja/

・JD Logistics (京東物流)
JD Logisticsは中国EC大手であるJD.comの系列企業で、スマート物流システム開発を手掛けています。2017年にJD.comから独立し、そこから業界でもトップクラスの物流サービスを生み出しました。
ロボットを利用した貨物の配送や、ドローンを用いた宅配配送など、最新のテクノロジーを駆使しています。コロナ禍で物流業界が落ち込んでいる状況でも、JD Logisticsはネット通販から医療物資の配送を行うなど物流を支えてきました。

詳しく知りたい方は下記 URLへどうぞ!
https://ir.jdl.cn/en/index.php

おすすめの輸送会社

日本から海外へ輸送する場合、船便か航空便のいずれかになりますが、実際どの輸送会社を利用したら良いか迷うかもしれません。ここでは大手の輸送会社の特徴について、それぞれご紹介していきます。
物流の世界ランキングを見ると1位 DHL、2位 UPS、3位 FedExとなっております。
3社に共通するサービスは「220以上の国と地域で事業展開をしている」点にあります。
EMS (国際スピード便)は発送できる地域が限られているので、あらゆる地域に輸送出来る点はメリットといえます。
さらに、3社とも自社で航空機を保有しているので、民間の航空会社 (JALやANAなど)に欠航や減便があっても、安定的な物流を確保する事ができます。
具体的に3社で異なる点は以下の通りです。
※プランによって料金は前後しますので、ご参考までにご覧ください。

・DHL
集荷から宅配まで一括で輸送が可能である。
配送状況がリアルタイムで確認が出来るため安心感がある。
料金は日本→中国宛の場合 10kgで26,680円

・UPS
日時指定、時間指定が可能。大量出荷の為に法人向けサービスも設けられている。
料金は日本→中国宛の場合 10kgで26,800円

・FedEx
集荷から宅配まで一括で輸送が可能。最短で翌日配達可能。
料金は日本→中国宛の場合 10kgで29,320円

船便での大手は中国遠洋運輸集団 (COSCO)で、世界でトップシェアを誇ります。
多くの船とコンテナを保有し、多岐に渡るサービスのネットワークを持っている事が特徴です。

日本に部品を送る際は航空便?船便?どちらが安い?

部品の数が多い場合や、部品そのものの重量が多い場合 (1トン以上)は船便を利用すると輸送コストを抑える事が出来ます。部品が小ロットであったり、どうしても緊急で部品を入手する必要がある場合には、航空便を利用するとスムーズです。
一概にどちらが良いとはいえませんが、目的に合わせて輸送手段を選ぶべきです。
「重さ10kg の貨物を日本から中国に届ける」と仮定した場合、航空便と船便では料金が以下の通りになります。

・DHLを利用…最短で翌日には配送され、26,680円程度のコストが掛かる。
・国際小包 (SAL便)…配送に2週間程度かかるが、料金は6,700円。
・国際小包 (船便)…配送に1~3ヶ月程度かかるが、料金は4,300円と最も安価である。



いかがでしたでしょうか、
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