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石膏鋳造とは?? その他の鋳造との違い

石膏鋳造とは??

 

TECHJOURNEYでは中国、ベトナム、タイなどの諸外国から金属・樹脂加工品を調達しています。その中でも小ロットの鋳物化加工を得意としており、石膏鋳造品は多く調達しております。自動車、半導体、電子部品に使用される鋳物品の調達は弊社にお任せください。石膏鋳造、ロストワックス、ダイキャストは弊社にご相談ください。

 

石膏鋳造とは?

石膏鋳造は、鋳型(いがた)に石膏を使う金属鋳造の一種です。ロストワックス(精密鋳造)と似たところもありますが、鋳型の素材がセラミックではなく石膏である点が主な違いです。


✅ 特徴・メリット

特徴 内容
高精度 微細なディテールまで再現できる
良好な表面粗さ 滑らかで均一な表面仕上げ
複雑形状に対応可能 アンダーカットや薄肉など
少量多品種生産向き 金型が不要なのでコスト抑制可能

 石膏鋳造のプロセス

  1. 原型(マスター)の作成
    モデル(ワックスや金属、プラスチックなど)を作る。

  2. 石膏の注入(鋳型の作成)
    モデルを囲むように石膏を注ぎ、固化させる。

  3. 脱型・乾燥・焼成
    石膏型を乾燥させ、水分をしっかり飛ばす(焼成する場合も)。

  4. 鋳造(金属の流し込み)
    石膏型に溶融金属(アルミ、銅合金など)を注ぐ。

  5. 冷却と型の破壊
    冷却後、石膏を割って取り出す(石膏型は基本的に使い捨て)。

  6. 仕上げ
    バリ取り、研磨などの後加工。


🏭 主な用途

  • 航空機部品

  • 医療機器(インプラント)

  • 美術・装飾品

  • 試作部品や少量生産の工業製品


⚠️ デメリット・注意点

  • 石膏型は再利用できない(使い捨て)

  • 高温に弱いため、高融点金属(鉄など)には不向き

  • 石膏の乾燥・脱水が不十分だと鋳造時にガス欠陥が発生


💡 他の鋳造法との違い

鋳造法 特徴
砂型鋳造 大型・量産向きだが粗い仕上がり
ロストワックス精密鋳造 精密だが手間とコストが高い
石膏鋳造 精密・滑らか・複雑形状に強いが少量向き

TECH-JOURNEYによる発注のメリット

見積りや工場差配、製造委託先との契約交渉などの工数を削減!

石膏鋳造で作りたい製品の3Dデータをお送りいただいたら納期や価格などお客様のご要望に合う最適な工場を弊社が手配・調整し、見積りを回答いたします。工場とのやりとりはすべて弊社が対応します

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