POM マシニング加工+ピン打ち込み組立て
製品の特長
POM加工品のマシニング加工品でです。複雑形状のたピン打ち込みにて組み立てしております。POMは接着剤利用は難しいためその様な対応をしております。弊社ではアンダーカットなどある場合はこのようにPOM ピン打ち込み組み立てを提案をさせていただき試作をする事もございます。
TECH-JORNEY
からの提案
中国指定協力工場での加工、ピン打ち込み、組み立てまで対応。国内にて再検査後に出荷。この様な手加工がある場合は工程数も多く中国工場でコストダウン対応をお勧めしております。
効果
約30%前後のコストダウンに成功。短納期にて試作対応!!
POMと接着剤の相性は?
接着性が悪く、適当な接着剤が無い。溶接は可
ポリアセタール(POM)は、基本的に結合したり接着したりすることが極めて難しい素材です。一般的な接着剤ではほぼ接着させることが不可能で、ポリアセタール(POM)を接着するためには特殊な方法が必要となる。ポリアセタール(POM)を接着するためには大きく分類すると二つの種類がある。
第一が、表面加工と接着剤による接着だ。ポリアセタール(POM)はそのままの状態では接着することができないが、表面をエッチングなどによって加工することで接着することが可能となる。エッチングとは表面加工の技法の一つで、化学薬品などを用いて表面を腐食させる加工方法。ポリアセタール(POM)の場合は高温でクロム酸でエッチング加工しそののちに、エポキシ樹脂やポリウレタン製の接着剤で接着することが可能となる。
ポリアセタール(POM)を接着する第二の方法は、溶着である。溶着とは、樹脂を接合する技術の一つで、熱可塑性樹脂を接着する技術である。熱可塑性樹脂は加熱すると柔らかくなる特性を持っているが、この溶着とは熱可塑性樹脂を融点を超えるまで加熱し、圧力を加え分子レベルで結合させてしまおうという加工方法になる。ポリアセタール(POM)は溶かして分子レベルで結合させる溶着という方法で接着することが可能だ。
上記はコストが非常にかかるため弊社ではピン打ち込みコストダウンを徹底している。