ADC材料の加工短期試作対応について
TECH-JOUNEY ADCアルミ合金加工の対応について
TECH-JOUNEYではADC材料のマシニング、旋盤加工を得意としております。アルミ鋳造の量産前試作に合わせ高精度、短納期にて対応させていただいております。見積もりに時間がかかる、納期が開発に間に合わない、製品精度が出ないなどお悩みがある場合は是非とも弊社にご協力させてください。
ADC材とは
アミニウムダイカストに使用される合金のひとつです。このアルミニウム材料は、材料費がリーズナブルであること、鋳造性が良いこと、切削性が良いことから、日本のダイカスト業界で最も多く使用されています。日系企業の海外進出に伴い、国際的にも広く使用されています。
ADC材の特長
特徴
ADC12は、主にダイカスト(鋳造)に使用されるアルミニウム合金の一種です。日本産業規格(JIS)で定められているアルミニウム合金で、一般的には自動車部品、電子機器、家庭用電化製品などの製造に幅広く利用されています。以下にADC12の主な特徴を挙げます。
特徴
- 優れた鋳造性:
- ADC12は鋳造時の流動性が高く、複雑な形状の部品でも精密に成形することができます。
- ダイカスト加工に適しており、薄肉の部品や複雑な形状の部品を一度の鋳造で作ることが可能です。
- 軽量性:
- アルミニウムが主成分であるため、非常に軽量です。これにより、自動車などでの燃費向上や製品の軽量化に貢献します。
- 機械的性質:
- ADC12は、比較的高い引張強度と硬度を持ち、耐久性のある部品の製造が可能です。ただし、加工性や延性は他のアルミニウム合金に比べて劣ることがあります。
- 耐食性:
- 鋳造品としては腐食に対する耐性が高く、特に自動車や電子機器の部品としての耐久性に優れています。
- 熱伝導性:
- アルミニウム合金の中でも熱伝導性が良好であり、放熱性が求められる部品(例えばエンジン部品やヒートシンク)に適しています。
典型的な用途
- 自動車部品: エンジン部品、トランスミッションケース、ホイール、ブレーキコンポーネントなど。
- 電子機器: ヒートシンク、シールドケース、筐体など。
- 家庭用電化製品: エアコンのコンプレッサー部品、掃除機の部品、照明器具の構造部品など。
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ADC加工品の弊社加工のメリットは?
ADC材の材料調達・加工の難しさ
ADC12の試作材、試作加工に関し以下のようなお困りごとはございませんか?
●材料の見積回答が遅い
●丸棒が手に入らない
●薄板が手に入らない
●機械的性質のことがよく分からない
●熱処理済の材料が欲しい●加工付きで頼みたい
ADC材は材料の調達先が少ないのが現状です。国内、海外を含め材料調達と加工を検討する必要があります。弊社は材料メーカと提携しており、早急な見積もり対応も可能です。また数多くのADCアルミ合金の試作切削加工の実績があります。
その他 TECH-JOUNEY 加工事例
POM材以外にも様々な材料に対応しております。旋盤、マシニング、板金加工など加工品に関するお困りごとは弊社にお任せください。国内試作、海外調達 数量・図面精度に合わせてご提案いたします。
A5052 | SUS304 | ABS | POM |
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